お酒好きの皆さん、馴染みの居酒屋さんで飲み会ができない日々に寂しさを感じているのではないでしょうか。
またお店で思いきりワイワイ飲める日が来たら、私はちょっと泣いてしまうかもしれません(笑)。
今は家飲みやオンライン飲みをしておうち時間を過ごしている方も多いと思いますので、今回は居酒屋さん応援企画として、おつまみにおすすめしたいテイクアウト料理をお持ち帰りし、本格的なお店の味で家飲みをより楽しむ方法を追求してみました!
現在ちいき新聞webでは、千葉県・埼玉県・茨城県のテイクアウト・デリバリー情報をSNSで集め、無料で発信しています。今回はその中から編集部(八千代市)周辺のお店をピックアップしますが、テイクアウト情報のまとめページでは地域ごとにたくさんの飲食店をご紹介していますので、皆さまのご近所でもおつまみ探ししてみてくださいね。
◆各地域のテイクアウト情報まとめはこちらから
※価格はすべて税込みです。
※各お店の詳細はこちらのページでご覧ください。また、営業状況等は変更になる可能性がありますので、最新情報は各店舗にご確認ください。
日本酒に合うおつまみ
先日陶芸体験取材で作ったおちょことおつまみ皿が焼き上がったので、自分で作った器をフル活用してみることにしました。時間と気持ちに余裕がある時なら、「テイクアウト用の容器から器に移して盛り付ける」というひと手間を惜しまないだけで、居酒屋気分はぐっと高まります!
自作のおちょこに注ぐ日本酒は、「酒のデパート ワイン館」さんにおすすめいただき、山形県の酒蔵・渡會本店の「和田来(わたらい)」という大吟醸に。
「和田来」という名前は、田んぼからとれたお米を原料に醸したお酒とともに、皆さまに「和み」がやって来ることを願って命名されたのだそうです。
まさに今飲むのにぴったり!
というわけで、日本酒に合うおつまみ一品目は「酒のデパート ワイン館」さんから。
鶏チリ(左) 330円
酒のデパート ワイン館
「いやいや日本酒には和食でしょ」と思われるかもしれませんが、たまには冒険してみるのも面白いもの。
ピリ辛×大吟醸のフルーティーさ、さらりとした飲み口は、意外と相性良かったです。
ワイン館さん特製の鶏チリは、インドネシアの調味料「サンバル」が隠し味で絶妙な酸味が効いているので、より合うのかもしれません。
※ワイン館さんのお持ち帰りメニューは日によって多少異なります。
白子玉ねぎとトマトのサラダ 400円
居酒屋マスターズ
「白子たまねぎ」とは、千葉県長生郡白子町で生産される新玉ネギ。
4月下旬から5月にかけてしか味わうことができません。
まるでフルーツのように糖度が高くてみずみずしく、肉厚なのが特徴です。
香り高い大吟醸酒は、素材の味を活かしたあっさりとした味付けの料理と相性が良いので、間違いない組み合わせです。
ちなみに、居酒屋マスターズさんはマカロニグラタンもめちゃくちゃおいしいです!
※メニューは日替わりのため詳しくはインスタをチェックしてください。
とりわさ 500円
男子ごはん元気屋・絆
こちらも素材勝負。岩手県産十文字鶏を使用した、常連さんの間でも大評判の逸品。
鶏はもちろんのこと、わさびがまた格別なんです。
鼻に抜ける爽やかな香り、上品でまろやかな辛みが鶏のおいしさを際立たせ、お酒が進みます。
では、お次はビールに合うおつまみ!
ビールに合うおつまみ
カマンベールきんちゃく揚げ 550円
炉ばた焼 美浜
見た目もなんともかわいらしいきんちゃく揚げ。
サクサク食感とカマンベールチーズの塩気がビールにぴったりで、お店で飲む時も必ず頼んでいたメニュー。
ビールは炭酸でお腹が膨れがちなので、こうした軽くつまめるおつまみがおすすめです。
ジョッキはキリンビール取手工場見学(※現在は一時休止中)を取材した際に買ったお土産品。
ジョッキも居酒屋気分を演出するアイテムとして、おうちにあると楽しいです!
手羽先唐揚げ(2本) 360円
串揚げひふみ
ひふみさんで串揚げとともにオープン当初から愛され続ける名物。
パリッと揚がった鶏皮の中からじゅわ~っとあふれ出る肉汁がたまりません。
「揚げ物にはやっぱりビールだな!」と、日本酒は食前酒として、2杯目からビールに転向しました(笑)
続いてはワインに合うおつまみです。
ワインに合うおつまみ
自家製ソーセージと白豆のトマト煮 860円
勝田台バル
ワインに合う料理は、一般的に「赤なら肉料理、白なら魚料理」といわれていますね。
ですが、一口にワインといっても重さなどにより味わいはさまざまなので、そのマリアージュは本当に奥深い世界です…。
まだまだ勉強不足ですが、「素材の色」と「ワインの色」を合わせると良いということで、赤ワインに合わせてこちらのメニューに。
おうち時間に自炊をしている方も多いと思いますが、こうした本格的な料理は手間がかかりますし、簡単に真似できるものではありません。
自分で作った食事に一品プロの味を加えるだけでも、家飲みがワンランクアップします。
ぜひこの機会に、おうちご飯とテイクアウトの共演も楽しんでみてください。
ちなみにワインは、勝田台にある日本で唯一のモルドバワイン専門のワインダイニング「Mold-HIRO」さんで買ったもの。
約5,000年前から自然派ワイン作りが盛んな東欧のモルドバ共和国から直輸入しています。
あまり馴染みのない国でしたが、モルドバワインってびっくりするほどおいしいのでぜひ一度味わってみていただきたいです。
「Mold-HIRO」さんの通販サイトからお取り寄せできますよ〜!
こんなコラボができちゃうのもテイクアウトの醍醐味ですね。
家飲みを楽しくするポイントまとめ
テイクアウト家飲みしたくなってきましたか~?
それでは最後に、家飲みがより楽しくなるポイント&テイクアウトの上手な楽しみ方をまとめます。
\ 家飲みを楽しくするポイント /
・お酒との相性でおつまみを選ぶ。
・テイクアウトしたおつまみは器に盛りつけてみる。
お気に入りの器や酒器があるとなお良し♪
・テイクアウトのおつまみを、異なるお店や自分で作った料理と組み合わせてみる。
外出を控える中で、飲食店は料理だけではなくて、何物にも代えがたい「場」を提供しているのだと改めて気付かされた人は多いのではないでしょうか。
今思えば、お店の人や気の置けない仲間との会話も含めてご馳走でした。
そんな有難みを身に染みて感じながらテイクアウト生活をしているうちに、自粛は「我慢」ではなくて「楽しみの貯金」と捉えるようになりました。
皆さまもぜひテイクアウトを活用しながら、「日常が戻ったらどこへ行こう」という楽しみを蓄積していただければと思います。
緊急事態宣言の延長が発表され、これからますます地域の助け合いが必要です。
また最高においしい乾杯ができる日まで、みんなで頑張りましょう!